勧誘のターゲット

勧誘のターゲット

「私、変なのによく勧誘されるんだよねー」

友人がトイレで髪をセットしなおしながら言った。

「高校生の時にさぁ、友達に家に遊びにおいでって言われて。行ってみたらなんかナチュラルに神様の話になんの。神様を信じないと悪い事が起るんだってさ」

「それ、なんて神様?」

私はたずねた。宗教といったってそれこそ星の数ほどあるのだ。

「わっかんない。忘れちゃった。でね、まぁよくわかんないし嫌じゃん?だから適当な理由つけて帰るって言ったの。そうしたら『ちょっと待っててねー』って言われてね。待ってたら『もういいよー』って言われて、で、玄関行ったら乗ってきた自転車パンクさせられてんの。絶対その子がやったじゃん?なのにね、『うわー、早速悪い事が起きたねー。神様信じないからだよー』とかいうの。怖くない?」

「何それ、超怖いよ」

「そういうのばっかり。なんでだろ?」

何でなんだろう?

勧誘。宗教にしろネットワークビジネスにしろ、世の中には様々な勧誘があるけれどそれらのターゲットに目されるタイプというのはあるのだろうか。調べてみた。どうも新聞の場合はおとなしくてのんびりした人や、話を聞いてくれそうな人が狙われるらしい。それから主婦とお年寄り。まぁ、それはそうだろう。話を聞いてくれなそうな、せかせかした人には声をかけても意味がない。ネットワークビジネスの場合は基本知人友人から入るから、多少ターゲットというのは違うだろうが、それでも人脈を使い果たしたあとに狙われるのは話を聞いてくれそうな人、という点では新聞勧誘と共通している。

宗教の場合は人に親切にしてもらったら親切にしなくっちゃ、と思う人なんかも狙われる傾向があるそうだ。「返報性のルール」と言って、人は人に親切にしてもらうとお返しをしないとと思う傾向があるそうで、それが顕著な人は長々と話を聞いてしまうらしい。一回くらいセミナー行ってもいいかなぁ、入信しなければいいわけだし、みたいな。あと孤独な人。勧誘側のマニュアルみたいなものがあって、インターネットをあまり見ない人なんかも誘われるようだ。理由は「その宗教に批判的なサイトを見る機会が少ないから」。なんていうか、恐ろしい。

別に誘われたって望まなければ断ればよい話だけれど、あまり声をかけられるのもうっとうしい。なんとかならないものですかね。

しかし私は何故まったく宗教に勧誘されないのか。謎だ。

硬いのにはわけがある

さっき一番近くの自販機まで水を買いに行ったのですが、ミネラルウォーターばかりが売り切れていました。それもどこどこの天然水、とかボルヴィック(公式の読み仮名がボルヴィックだそうです。VOLVICなのだからヴォルヴィックじゃないかと思うのですが)とか軟水ばかりが売り切れています。そして気の毒なエビアンばかりが売れ残っていました。かわいそうなエビアン。エビアンは硬水ですからね。きっとどこかの軟水ファンが買い占めて行ったのでしょう。こだわりのない自分はさらっと硬水のエビアンを買って帰りました。

ところで私は硬水と軟水の違いが今一つわかりません。ここで一つ調べてみました。

水の硬度ってつまりは水の中に含まれるミネラルとかの無機塩類の量を表す指標のことらしいですね。硬水はカルシウムイオンやマグネシウムイオンの含有量が高い水、軟水は低い水ということになるそうです。面白いと思ったのはこの計算式が国によって違うということ。なんか、そんないい加減なことでいいのかっと思ってしまいましたが、一応WHOの基準というものもあるそう。計算式はちょっと私の頭では理解できなかったので割愛いたします。基本的に、硬水は飲料水には適さないとのことで、なんだかお腹を壊しやすいらしいですね。「えー、買っちゃったし飲んじゃったよ!」と思ってヒヤヒヤしましたが、飲んだら死ぬ、とかそういうわけではないそうです。当たり前ですね。コントレックスとか堂々と販売してるんですから。むしろ、激しい運動の後のミネラル補給とか便秘解消には硬水のほうが適しているとのこと。あと妊娠中のカルシウム補給ですね。ほっとしました。よかった。でも、赤ちゃんには軟水のほうがよいそうです。

基本的には日本は軟水の国で、軟水のほうが飲みやすいということですけれど、じゃあなんで硬水なんだという疑問にエビアンがホームページで答えていました。曰く、西欧では不足がちなミネラル分を硬水を飲むことで補っている、と。日本も食生活が西欧に近くなっているのだから、硬水をのむことでミネラル分を補うのもいいのではないか、とのことでした。なるほど。食生活の偏りは自覚するところです。軟水ファンの買い占めを嘆かずに、たまには硬水でミネラルを補ってみます。